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はじめに 比較条件 比較するキッチンの紹介

INAX「イスト」 TOTO「クラッソ」 クリナップ「クリンレディ」
サンウェーブ「ピット」 タカラ「リテラ」

キッチンの外観や主な特徴 フロアキャビネッ収納力
ワークトップ特徴 シンク特徴 レンジフード特徴
ウォールキャビネット特徴   その他

それぞれの機能を見て・・まとめ       


各メーカーの違いがわかりにくい「システムキッチン」
多くの住宅設備メーカーが「システムキッチン」を製造、販売しています。
そしてそれぞれ普及(スタンダード)モデルとより上級なモデルがあります。

ただ・・どのメーカーも「標準仕様」の中身が異なったり、
オプションの有無の違いがあったりと単純にカタログの金額や見た目だけでは
判断できない点が数多くあります。

今回は、そんな各社の「システムキッチン」、その中でも「スタンダードモデル」を
選んでみました。
そして、それらの特徴や機能などを(ちょっとだけ)掻い摘んで
(全部書いてると膨大な量なので)解説したいと思います。



同じ仕様で比べてみると・・(比較条件)
カタログで価格参考例でよく見かける「I型2550mm」仕様。。
ここでは、各社「ほぼ同じ仕様」で機能、特徴を比べてみました。

ここでみる基本仕様
各メーカーのシステムキッチンの「特徴」ともいうべき「機能」は
「各プラン仕様」に含ませていただいています。

あとは・・こちらの勝手な判断で・・(^^;

各社 I型以外にもプランがありますが、今回は限定させていただきました。

比較するシステムキッチン

今回、比較検討するメーカーは5社。
INAX、TOTO、クリナップ、サンウェーブ、タカラスタンダードです。

INAXとTOTOはトイレやシステムバスが得意で市場占有率は
非常に高いですが、キッチンではマイナーな存在です。

対して、クリナップ、サンウェーブはシステムキッチンを主力商品として
非常に力を入れているメーカーで、市場占有率は高めです。
また、タカラも同様にキッチンでは定評があるメーカーです。
市場占有率も高めに推移しています。
(どちらかといえばビルダー向けが多いという話は聞きますが・・)

これら5社のスタンダードモデル(売れ筋モデル)の機能を
項目ごとにピックアップ、比較してみたいと思います。
あくまでも、「これが一番!」というのを決めるのではなく、
見た人の参考になればと思います。


INAX   iST(イスト

INAXの中級価格帯に位置する「iST(イスト)」は
「掃除のし易さ」という点に非常に力を入れたキッチンではないでしょうか
ワークトップには「バリアコート」、シンクには「エクセラガードシンク」、
収納内部には「スーパークリーンコート」・・

他社にも似たような「コーティング」技術はあるけど、
ここまで前面に「売り」としているのはINAXが一番かも・・?

この中で個人的に「面白い!」と思うのは「エクセラガードシンク
これは実際に触ってみないとわかりませんが、
適度な弾力性があり「柔らかい」んですよ。
初めて触った時は「ペコペコ」押せるので「何か安っぽい」と思いましたが、
この弾力性のおかげでお皿を落としても割れにくいなど
メリットも大きいみたいです。是非触ってみてください。

TOTO  CRASSO(クラッソ)
2010年8月。。

スタイルF、レガセス、キュイジアの3つのブランドを集約、
それぞれのキッチンの特徴+「スイスイ設計」(TOTO曰く)という
コンセプトに新しいシステムキッチン「CRASSO(クラッソ)」が誕生しました。

3つのブランドの集約ということで、価格帯は安価〜普及〜高級まで
幅広く、今までどちらかというとそれぞれの価格帯に見合った機器が
オプションとして設定されていましたが、「CRASSO(クラッソ)」では
安い扉面材+お高いIH、とか高級感のあるキャビネット+安いガスコンロ
というのも可能になり、より柔軟性のある組み合わせができるように。
(まあ、今までも水栓や加熱機器を別買いして取付はできたが)

また、「スイスイ設計」と謳ってるだけあり、より作業動線が短く作業が
し易いですよ〜という機能がそこらに。。

まあ、中には個人的に「?」のものもありますが・・それは後ほど。


クリナップ クリンレディ
業界初「簡易施工型システムキッチン」として1983年に発売された
超ロングセラーの商品「クリンレディ」。
業界に先駆けて1999年に「フロアコンテナ」を採用、
今やシステムキッチンのスタンダードとなっています。
その後も改良に改良を重ねた、こだわりにこだわったモデルです。

クリナップはご存知の方も多いと思いますが、「キッチンメーカー」です。
もちろんシスバスも洗面化粧台もつくっていますが、最も力を入れているのは
「システムキッチン」です。

上記の「フロアコンテナ」もそうですが、新しい発想や技術を次々に
出してくるのは感心します。
今のモデルもフィルターを自動洗浄する「洗エールレンジフード」や
KURAキャビネット」など他社にない機能が数多くあります。

ただ・・個人的にはあんまり電気に頼らず基本性能で「あっ!」という
機能があれば・・と思うのですが(機械ものは壊れますからね)

持ち上げておいて、落としてしまいました(^^;)

サンウェーブ Pitto(ピット)
2008年にフルモデルチェンジして新しくなったPitto
パタパタくん」の愛称で知られるドアポケットは業界の先駆けになった
画期的な機能でした。
開けるにはちょっとコツがいるけど・・ね(^^;)

その「ちょっと必要な物をすぐに取り出す」機能は他メーカーにも
形を変えて採用されています。

サンウェーブもクリナップ同様にキッチンに力を入れているメーカーです。
キッチンを得意とするメーカーは「ステンレス加工技術」に優れています。

このピットもステンレスシンクやステンレスワークトップには独自の技術で
より汚れにくく強いものを作り上げられています。

たまに「面白い商品」を出すけど、ちょっと地味なところがあるメーカー。。
どうしても埋もれちゃうんですよね。。(うちだけ?)

タカラスタンダード リテラ
とにもかくにも「琺瑯(ホーロー)」が売りのメーカー、そしてキッチンです。

他のメーカーが扉の表面の仕上げにより価格がウン十万変わるのに対し
タカラでは同じシリーズにおいては扉のグレードは存在しません。
ただ、扉の色は各シリーズ5〜6色と少なめですが・・。
(ある意味、リテラフレアは扉形状などが違うだけなので
扉バリエーションはもう少しあると言えますが)

「うちのお勧めはタカラです」という、工務店さんや水道屋さんは結構います。

キッチンとしては特殊なコーティングがされているとか、
引出しにすごい仕掛けがあるとか、凝った機能があるとか・・なんていうのは
あまりありません。
ただ、非常にシンプルでキッチンの基本的な機能は揃っています。

正直見た目は「地味」です。
ただ・・言い換えれば「落ち着いている」とも言えます。
派手さはないけど、キッチンとしての完成度は高いと思います。

まあ、なにはともあれ「タカラ = 琺瑯(ホーロー)」ですね・・。

あと、タカラさんは定価設定が他と違っていて
定価設定は低く、卸値は高い」ということで有名です。
単純にカタログの定価だけで他メーカーと比較するのは危険ですよ(^^)




キッチンの外観や主な特徴
どれも「同じように見える」システムキッチン・・

でも並べてみると、メーカー独自の思惑や特徴が見えてきます。
もっともわかりやすいのが「各キャビネットの大きさ」です。
ここでは主に「フロアキャビネット」を見ていきます。

今回、比較したモデル(I型255cm)標準仕様の場合でも、
どれひとつ同じレイアウトになっていません。
基本的に「コンロ下2段」「中3段」「シンク下2段」構成
(INAX、クリナップはシンク横にもありますが)であるけど、
キャビネットの大きさはバラバラです。

キャビネットの幅は基本的に
30、45、60、75、90、105、130・・
という風に15cm刻みになっているため、
キッチンの間口が変われば自動的にキャビネットのサイズも
変わるので、使い勝手も考えてキッチン間口を選ぶのも
いいかもしれません(^^)

注)各キッチン説明では各プランの「標準仕様」ではない機能、特徴も記載しています



INAX   iST(イスト
I型255cm スライド標準タイプ ¥621,900〜
I型バリエーション 間口150cm〜300cm(12パターン)
カウンター高さ 3パターン(80、85、90cm)
シンク位置の移動(3パターン)
キャビネット構成「スライド収納8か所」(コンロ脇収納含む)
        「開き戸収納1か所」

他メーカーと違うのはシンク下の「開き戸収納」。
ここは背の高い「一升瓶」とかの収納に便利です。

ただ、この開き戸・・間口によって最少20cm幅になるので、
どちらかというと間口調整用キャビネットです・・かね。

注)タッチレス水栓、エクセラガードシンク、ちょい押し収納、エクセラガードシンク、
  親水性グリスフィルターは標準仕様ではありません。
注)ちょい押し収納のキャビネットレイアウトは画像と異なります

TOTO  CRASSO(クラッソ)

I型255cm スタンダードプラン ¥790,000〜
I型バリエーション 間口180cm〜300cm(9パターン)
カウンター高さ 5パターン(80、82.5、85、87.5、90cm)
シンク位置の移動(150mm単位で設定可能)
コンロ位置の移動(150mm単位で設定可能)
キャビネット構成「スライド収納5か所」(コンロ脇収納含む)
                 (パックンポケット、2段内収納除く)

レガセスを基本としていますが、内引き出しを基本としたので
見た目の収納引き出しの数は減っています。
ただ、高さ設定のバリエーションが増えたこと、シンクに加えコンロの位置も
移動可能になりました。
スタンダードプランが79万円と以前(レガセス)に比べ安くなっているのにも
注目です。

クリナップ クリンレディ
I型255cm 基本プラン ¥598,000〜
I型バリエーション 間口195cm〜300cm(8パターン)
カウンター高さ 3パターン(80、85、90cm)
シンク位置の移動(mm単位で設定可能、移動制限あり)
コンロ位置の移動(移動制限あり)
キャビネット構成「スライド収納8か所」(コンロ脇収納含む)

以前は4キャビネット構造でしたが、いろいろあったようで(価格面?)
3キャビネット構成になりました。
また、基本プランの価格がグッとお求めやすいものに。
まあ「基本」ですから、ちょっと装備的には物足りませんが。。

いわゆる定価は安いが、内容はもう少し、オプションで価格UP!
基本性能がしっかりしているので使い勝手はいいけどね。

注)とってもクリンフード、KURAキャビネットは標準仕様ではありません。

サンウェーブ Pitto(ピット)
I型255cm スタイリッシュプラン ¥952,000〜
I型バリエーション 間口190cm〜355cm(11パターン)
         (ドアポケットありの場合)
カウンター高さ 5パターン(80、82.5、85、87.5、90cm)
シンク位置の移動(mm単位で設定可能、移動制限あり)
コンロ位置の移動(移動制限付き)
キャビネット構成「スライド収納10か所」
         (コンロ脇収納、インナー収納含む)

コンロ下、シンク下それぞれにドアポケット付きの
大きなスライド収納が特徴。
よく使う物は「さっと取り出し」、「さっと使う」。
そういう意味では大きなスライド収納は
「幅の広いドアポケット」を実現するためかもにあるのかも。

タカラスタンダード リテラ
I型255cm 足元スライドタイプ ¥506,500〜
I型バリエーション 間口195cm〜360cm(10パターン)
カウンター高さ 3パターン(82、85、90cm)
シンク位置の移動(2パターン)
コンロ位置の移動(2パターン)
キャビネット構成「スライド収納10か所」(コンロ脇収納含む)

シンク下スライド収納を、本来なら幅の広いキャビネットに
なるのをあえて半分に割って60cm幅収納2つ並べています。
扉面や引き出し内も「ホーロー製」なので、傷が付きにくく
非常に頑丈にできています。
磁石がくっつくのでメモ帳やマグネット小物を付けるには便利。

注)どこでもラック、アイラックは標準仕様ではありません




フロアキャビネット収納力
昔はキッチンといえばシンク下やコンロ下は「開き戸収納」、
その間の3段引出しが「スライド収納」でしたが、
今の多くのキッチンは基本が「すべてスライド収納」になりつつ
あります。

開き戸収納

メリット
「キャビネット内をほぼ全て使える」ため「スライド収納」
に比べ絶対的な「収納空間(体積)が広い」
デメリット
「奥の物が取りづらい」、「物がごちゃごちゃしてしまう」


スライド収納
メリット
「必要な物を引き出しごとに細かく分けて収納できる」
「奥にあるものを無理せず楽に取り出せる」
デメリット
「収納庫の大きさを考えて片付けないと物が入らない」
「排水管やガス管などの影響で収納の奥行きが少ない」
 

どちらの場合でも片付けるものや、使い勝手を考慮した
「計画性ある収納」が必要になってきます。
いくら収納力があっても、うまく使いこなさないとね。

前置きはこれぐらいにして、本題・・。
ここでは、各システムキッチンで上記(キッチンの特徴)で説明した
各プランを基準に「収納力」を検証します。
キャビネット構成は自由に組み合わせることができるので、
あくまで「参考」という形になりますが、同じI型255cmでも
収納力には思った以上の差ができました。
(間仕切りや、寸法の測り方によって誤差があります)

おまけで各スライド収納の耐加重も調べたのでご覧ください。
(独自に調査した結果のため、こちらも参考までとお考えください)



INAX   iST(イスト
小引出しも含めた収納力(体積)は「499リットル」
小引出しも含めた収納力(面積)は「1.95平方メートル」
小引出し、開き戸も含めた収納耐加重は「190kg」

開き戸の耐加重(45kg)、収納力(109リットル)が
高いので、全体の数値を押し上げています。
逆に開き戸があるため、「収納面積」という点においては
少し小さめの数値となっています。

TOTO  CRASSO(クラッソ)
小引出しも含めた収納力(体積)は「485リットル
小引出しも含めた収納力(面積)は「2.09平方メートル
小引出しも含めた収納「耐加重」は「170kg

すべての数値がほぼ平均的な数値となっています。
内引き出しを基本としているので、単純に「体積」「面積」を比較することは
できませんが、内引き出しなので通常の引き出しに比べ「奥行き」が
若干不足しています。

ちなみに、CRASSO(クラッソ)から蹴込み部分が復活しました。
他メーカーが床ギリギリまで収納があるのに対して、引き出しはわずかに
浮いています。
旧レガセスと比較しても収納力はほとんど変わっていません。

ただ・・基本を大きな引き出し+内引き出しとしたことで
「滅多に使わないもの」の収納を考えないといけないかもしれません。
もし「滅多に使わないもの」を収納していると、必要ないのに毎回
引き出さなければならないのですから・・。

我が家のキッチンは「足元収納付き」・・で、中身は「カセットコンロ」や
「ストックしているごみ袋、サランラップ」「お盆」「ホットプレート」・・
内引き出しに頻度の高いものを収納していても、一緒に引き出すのは
「労力の無駄?」
ちょっと収納を考えないといけません。。

クリナップ クリンレディ
小引出しも含めた収納力(体積)は「514リットル
小引出しも含めた収納力(面積)は「2.14平方メートル
小引出しも含めた収納「耐加重」は「185kg

うきうきポケットの影響か、わずかに以前より引き出し幅が狭くなりました。
また、ポケットを設けたことによるスペースロスが若干あります。
ただ、使い勝手の向上ということで目を
普段使いのものは「目のつく処、出しやすく」というのがスタンダードと
なってきています。

3キャビネット構成になったので、当然4キャビより「耐加重」は
減ってしまいましたが、必要十分な性能は持っています。


サンウェーブ Pitto(ピット)
小引出しも含めた収納力(体積)は「506リットル」
           (インナー収納は変形サイズで計算)
小引出しも含めた収納力(面積)は「2.55平方メートル」
           (インナー収納は変形サイズで計算)
小引出しも含めた収納「耐加重」は「198kg」
           (インナー収納は含めず)

インナー収納も含めた結果、「収納力(面積)」では最も
優れたキッチンになりました。
ただ、コンロ、シンク下にある大きな引出しの耐加重が
「14kg」ということは意外でした。
「パタパタくん」がない仕様だと「20kg」だそうですが、
やはり特殊な構造をしている分、重量がかさばるんですね。
かなり大きな引出しなので物も多く入ると思うのですが、耐加重の点で
少し不安を感じることもあるかもしれませんね。

タカラスタンダード リテラ
小引出しも含めた収納力(体積)は「478リットル」
小引出しも含めた収納力(面積)は「2.04平方メートル」
小引出しも含めた収納「耐加重」は「103kg」

残念ながら今回調べたキッチンの中では「収納力」「耐加重」が
最も少ない結果になってしまいました。
耐加重に至っては他メーカーの約半分です。
どの引出しも特別大きくはないのですが、それでも重い物を
入れたい場合に少し不安に感じるかもしれません。
もう少しだけレールの性能を上げた方が‥


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